AndroidとiPhoneの両方を使いたいという理由で私は普段2台持ちをしている。
スマートウォッチを身に着ける理由は主に電話・メール・SNSの通知の見落としを減らすため。
今回はそんな自分の置かれた状況でスマートウォッチを選ぶ話。
なお、マルチポイント(1つの子機に対して複数台の親機と同時利用できるもの)に対応したスマートウォッチを見たことがないので1台のスマートウォッチで2台のスマホ(それもOSの異なるもの)を接続することはできないものとして考える。
後日知った着脱可能でヘッドセットにもなり2台のスマホの着信通知を受け取れる HUAWEI TalkBand B6のレビューはこちらの投稿 を参照。(TalkBand B6は試しましたが私は後述の選択肢3の組み合わせを継続しています)
目次
- 選択肢1:スマホのOSにあったスマートウォッチをそれぞれ身に着ける
- 選択肢2:スマートウォッチ+活動量計の組み合わせ
- 選択肢3:スマートウォッチを2台くっつける
- その他:スマートリング/スマートブレスレットなど
選択肢1:スマホのOSにあったスマートウォッチをそれぞれ身に着ける
スマホのOSにあったスマートウォッチを2台、つまりAndroidならWear OS by Google(旧称 Android Wear)のスマートウォッチを、iPhoneならApple Watchを身に着けるという選択肢。
アプリの連携を強化したい場合は上記の組み合わせが最も良いはず。
ただ、電池持ちや身に着けたときの装着感などは2台とも着けるのは厳しい。
参考:Apple Watch SE 第2世代、Galaxy Watch4 Classic
選択肢2:スマートウォッチ+活動量計の組み合わせ
スマートウォッチと活動量計(スマートバンドなどとも呼ばれる)、Garmin、Fitbit、Xiaomiなどのメーカーが出している製品を組み合わるという選択肢。
活動量計の場合、ディスプレイが小さいまたはない物が多いので2台身に着けてもかさばりにくい。
また、電池持ちが良いものもあるので選択肢としてあり。
参考:Xiaomi Miスマートバンド6、GARMIN vivosmart4、Fitbit Charge5
2021年1月時点で私は Fossil Sport (Androidとペアリング)+Mi Smart Band 4(iPhoneとペアリング)の組み合わせで利用していた。
特にMi Smart Band 4については心拍数モニタリングをオフにした状態で2週間以上電池が保つので寝ているときも常時身に着けていた。
それぞれを身に付けないといけないという点で不便であったため私は後述の選択肢3での運用に切り替えた。
選択肢3:スマートウォッチを2台くっつける
ソニーのwenaシリーズがベルト部分にスマートウォッチの機能をもたせているという点でユニークで、既存のスマートウォッチのウォッチ部分と組み合わせることで2台のスマートウォッチを1台のように扱うことができる。
バッテリー持ちも優秀で公式の連続動作時間も約1週間と長い。(実運用では1週間持たない場面もあるがWear OSやApple Watchに比べれば優秀)
参考:wena3
wenaの初期設定にはiPhone(iOS端末)が必須というが、2台のうち1台がiPhoneの時点でその問題を気にする必要はない。なのでWear OS+wena、Apple Watch+wenaの組み合わせが考えられる。あとは予算次第だろう。
2021年2月21日に スマートウォッチとスマートバンドをくっつけた話 でWear OSのFossil Sportとwena3を実際に運用した例として投稿したので参考になれば。
2021年12月9日に Apple Watchとwena3のスマートウォッチ2台持ちの話 でApple Watchとwena3の組み合わせに切り替えたのでまた運用例として参考になれば。
その他:スマートリング/スマートブレスレットなど
画面を必要としない場合はスマートリングのORIIやスマートブレスレットのMisfit Rayといった選択肢もある。スマホの通知に気付けるという点で求めている機能はあり、個人的にも試してみたい製品ではあるが普段身につけることを考えるとまだ早いか。