TAICHI21にWindows 10 Insider Previewをインストールする

公開: 2015年6月1日 月曜日

TAICHI21にWindows 10 Insider Previewをインストールする


天板にもディスプレイを持つASUSのノートPC「TAICHI21」にWindows 10 Insider Previewをインストールする。
勝手に画面がタッチされる問題が生じているが保証も切れていて修理に出すのも面倒なので、この際人柱としてWindows 10をインストールしてみる。今回はその備忘録。

―――ここからうまくいかなかった内容―――

BIOS画面を起動。
Secure BootとFast Bootを無効化。
CSMを有効化する。
起動時にBIOSに入るにはEscキーを連打。
BIOSからBootメニューでUSBを選ぶ。
インストールするドライブ選択画面で「選択されたディスクは GPT のパーティションの形式ではありません。」と表示され、面倒そうだったのでキャンセル。

―――ここまでうまくいかなかった内容―――

  • Windows 10 Insider Preview Build 10074のインストール
    USBを挿して「setup.exe」からセットアップ。今回は個人用ファイルを引き継いでみた。
    ※ひょっとするとInsider Previewのサイトの「今すぐアップグレードを開始」から作業した方が早かったかもしれない。
  • Build 10130へのアップデート
    作業中にBuild 10130の公開がアナウンスされていたのでアップデートの配信をFastに変更してWindows Updateからアップデートを実施。
    この時点でWindows 8.1の時にインストールされていたASUSのソフトやドライバがなくなっているので不明なデバイスが大量に発生している。この辺はアップデート後に1個ずつ入れなおしていく。
  • TAICHI21サポートサイトに上がっている各種ドライバ及びユーティリティソフトを順に8および8.1と関係なくインストール。いくつか問題があったので以下にまとめる。
  • Visual Studio Community 2015 RCをインストール。

 

確認できた問題

  • 再起動やシャットダウン時にexplorer.exeが落ちて再起動やシャットダウンを阻害する。
    →エラーウィンドウを閉じればそのまま続行できた。
  • 「ATKACPI driver and hotkey-related utilities」をインストールすると天板ディスプレイが反応しなくなった。
    →アンインストールで認識するようになった。
  • 「Power4Gear Hybrid Utility」は起動時にエラーが表示され恐らく正常に動作していない。
    →アンインストール
  • 天板モニタを切って内側モニタのみ表示にした後にWin+PやTAICHI HOMEが天板モニタを認識しない。
    →設定からは切り替えできる模様。
  • Windows 10 Pro Insider PreviewではなくWindows 10 Home Insider Previewがインストールされていた。(Build 10130へのアップデート後に気が付いた)
    (元々は8無印→8.1無印→8.1 Proにアップデートしていたが初期OSを認識しているのだろうか?)
  • いくつかのユニバーサルアプリが更新できない。
  • いつの間にか天板ディスプレイがタッチもペンも受け付けなくなった。
    (Windows 8用のユーティリティソフトウェアを幾つかインストールしたがこれが問題かもしれない。)
  • 設定 > 更新とセキュリティ > ライセンス認証 > Windowsのラインセンス認証からストアに移動できない
  • いくつかドライバなどを入れなおしたが不明なデバイスが残っている。

ハードウェア固有の問題が多そう。とりあえずしばらく様子を見る。変化があったらまたまとめる。